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      工場・事業用不動産売却の事例

      袋井市T地内

      袋井市内の工場・事業用不動産の売却についてご相談をいただきました。

      相談者様は、長年袋井市内で事業を営まれてきた工場と広大な敷地の売却をご希望されていました。しかし、工場や事業用不動産の売買は一般住宅とは大きく異なり、建物の状態だけでなく、各種法令の制限や設備の維持管理状況など、購入を判断するために確認すべき事項が非常に多くあります。さらに、買主様は金融機関の融資を利用して購入を予定されていたため、金融機関からも多くの資料提出や詳細な調査結果が求められました。

      工場や事業用不動産は、一般住宅と比べて確認すべき事項が格段に多く、一つでも見落としがあると、融資や契約手続きに影響を及ぼすことがあります。そのため、安心して取引を進めるためには、売却前の十分な調査と資料の整備が欠かせません。

      そこで、売却活動を始める前に、まず物件の調査を徹底的に行いました。土地については都市計画や道路、開発許可、森林法、砂防法、文化財保護法、工場立地法など、事業用不動産特有の法令上の制限を一つひとつ確認するとともに、関係行政機関への照会を重ね、買主様が安心して事業計画を検討できるよう資料を整備しました。

      また、建物についても建築確認済証や検査済証、設計図書などを収集し、建築士としての視点から建物の利用状況や今後の活用方法について確認を行いました。さらに、水道設備、消防設備、受変電設備(キュービクル)、浄化槽設備などについては、それぞれの専門業者へ点検を依頼し、現状を正確に把握したうえで点検報告書を作成しました。これらの資料を事前に揃えることで、買主様だけでなく融資を担当する金融機関にも安心してご判断いただける環境を整えました。

      売買手続きが進む中でも、売主様・買主様・金融機関・司法書士・設備業者など、多くの関係者との打ち合わせや資料の受け渡し、追加調査の調整を継続して行い、それぞれの疑問や不安を一つずつ解消しながら取引を進めました。

      その結果、複雑な調査や手続きを着実に積み重ねることで、売主様・買主様・金融機関の皆様にご納得いただき、無事に売買契約からお引渡しまで完了することができました。

      工場や事業用不動産は、「買主を見つけること」が仕事ではありません。安心して購入できるだけの調査資料を整え、関係者全員が納得できる取引を実現することが何より重要です。

      この木不動産開発株式会社では、宅地建物取引士としての専門知識に加え、二級建築士として建物や設備を見極める視点を活かし、一般住宅では求められない高度な調査や設備確認、金融機関との調整まで一貫してサポートしています。事業用不動産だからこそ必要となる「安心して取引できる環境づくり」を大切にし、お客様の大切な資産を次の活用へとつないでいます。